こだまdeしょうか?

渋谷で働く学生複業研究家のブログ

従来の社会常識に挑み、買う理由をつくりだすPRの本質 〜6 RULES OF STRATEGIC PR〜

「なぜ、ある商品が急に話題になるのか」

疑問に思った事はありませんか?
今回紹介する「戦略PR 世の中を動かす新しい6つの法則」では、その疑問に対して、PR会社に20年以上勤めるPRのプロの著者が最新のマーケティング環境を踏まえてわかりやすく解説しています。

「戦略PR 世の中を動かす新しい6つの法則」(本田哲也)

本田 哲也 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2017-04-12
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by ヨメレバ

著者が一番言いたかったこと

「買う理由をつくるために、良い〇〇の定義を変える」

PRとは、「Public Relations(公的な関係性)」という意味で、「世の中を舞台にした情報戦略」のこと。

我々が暮らしている現代は、情報が溢れかえり消費も飽和している状態にある。
そうした状態の世の中では、商品やサービス自体で差別化することが、日に日に難しくなっている。

そこで、必要になってくるのが、消費者にとっての「買う理由」の創出である。

買う理由とは「そもそもそれが必要なのか。必要性があるとしたら、なぜそれが必要なのか」という理由。

重要なのは、「スペックの高い商品をつくる」よりも「買う理由をつくる」。
買う理由をつくるとは、「いい〇〇 = ××」という社会常識を変えること。
「いい〇〇」を定義し直すこと、属性順位転換を起こすことで、新しい買う理由が生まれるのである。

そう、属性順位転換を意図的に起こす方法論こそが「戦略PR」なのだ。

一番心に響いたこと

「PRの究極の目的は、ビヘイビアチェンジ」

Behavior change can refer to any transformation or modification of human behavior.
(ビヘイビアチェンジとは、人間行動における、あらゆる変容あるいは変更を指す。)

PRの究極の目的は「ビヘイビアチェンジ(人の行動を変えること)」にある。
つまり、なかなか変わらない定着した習慣思い込みによる行動を変えること。

■ PRのピラミッド

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パブリシティが世に溢れ、それに触れた人々のパーセプションが変化し、行動が変わる。

ビヘイビアチェンジを起こすために重要なのが「社会関心を料理する」という発想。
関心とは、「あること」が気になる人の数が増えていき、「みんなの気になること」になること。

■ 関心テーマのフレームワーク

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  1. 「商品便益」:商品やサービスが提供する機能、既存商品や競合との差別化ポイント
  2. 「世の中の関心事」:世の中や第三者が気になっていることと世間の話題
  3. 「生活者の関心事とメリット」:商品やサービスを使う人が抱えている問題、その解決

ポイントは、3つの要素をつなげて「間をとる」ことにある。 それが、「関心テーマ」であり、「あなたが伝えたいこと」「世の中が気になること」「商品を使う人が求めていること」のすべてを兼ね備える接点なのです。

■「顕在度×関与度」のマトリックス

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  • 「顕在度」:それが社会で顕在化してしられているかどうか
  • 「関与度」:ターゲットの関与の度合い

いきなり生まれる社会関心はない。
顕在していてターゲットが高関与な状態にいかにもっていくかが大事。

■ 戦略PRの6つの要素
  1. 「おおやけ」 :社会性を担保すること
  2. 「ばったり」 :偶然性を演出すること
  3. 「おすみつき」:信頼性を確保すること
  4. 「そもそも」 :普遍性を問いかけること
  5. 「しみじみ」 :当事者性を醸成すること
  6. 「かけてとく」:機知性を発揮すること

自分を伸ばすためにやると決めたこと

「社会を変えるために情報発信をし続ける」

本書でコンマリさんの「人生がときめく片付けの魔法」の事例も取り上げられていましたが、まさしくその通りだと思います。
ただ単に発信していればいいものではない。
読んだ人の行動が少しでも変わるような情報発信を心がけていきたいです。
そのためにもまずは、三日坊主にせずに決めたことを続けていく。
当たり前だけどできていないことをなくしていきたい。